気分が上がる⤴いい空間をつくるには、
空間を構成する物選びは重要です。
ブランド名や流行、噂などに
選ぶ軸を合わせてしまうと
飽きるのが早い!
というのが、経験から得た私の自論です。
飽きた物はやがて大切にしなくなり、
見ても気分が上がらなくなってしまいます。
そうならないようにしたい!
心が満足するいい物を選びたい!
と強く思うようになった私は、
「自分の中にある審美眼に軸を合わせて選ぶ」
ことを心掛けるようになりました。
審美眼とは、
美しさや価値ある物の本質を見極める力・能力のことを指します。
同じようなデザインなのに
値段に大差がある品物を見かけた場合、
何がどう違うのか?
品質に差はあるのか?
それぞれ、適正価格なのか?
購入する前に、迷うところです。
どっちを選ぶのが正解なのか?
たとえば
価格が高いものは、品質がいい物が多いですが、
その他にもブランド名、海外輸入の輸送費や為替、古くからの歴史や希少性などが
価格に含まれていて、1~2桁も高い品物もあります。
それを知った上で、もしそこに価値を感じない場合には
その人にとっては意味のないことです。
逆に
手が届きやすい価格の物で、
材質や仕上がりがいい物があります。
それを見抜くことができれば、
価値があると感じられ、
いい物を選べたと満足することができるかもしれません。
私は、どちらを選ぶにしても、
自分の中でいったん咀嚼して、納得して選ぶと
満足につながると考えています。
判断基準は他人ではなく、自分の中にあります。
「自分の中にある審美眼」
で判断をするわけです。
(他人がいいと言うからいい、というのは他人の中の審美眼です。)
そのためには、
自分の審美眼を鍛えておかないといけません!
では、どうやって鍛えたらいいのでしょう?
「それには、いい物をたくさん見ること。」
というのが巷でよく耳にする方法で、
それも、もちろん必要です!
その方法に加え、今回は
私が意外なことから、別のアプローチで
審美眼を鍛える方法を見つけましたので
ご紹介したいと思います。
それは、
もの作り体験ワークショップへの参加です。
ステンドグラス、テクスチャ―アート、モビール、スツール作り等々
を体験しました。
(ハマっております(^^♪)
はじめは
①自分の部屋に飾るための、ぴったりくるものを作りたい
②そのスキルを学びたい
という2つの理由からはじめましたが、
参加した後、
「受講する前後で、モノの見え方がちがって見える!」
ということに気づきました。
ワークショップでは、
丁寧に作り方を教えてくれるので、
その通りに作ると、完成度80%(←私の感覚)のものが出来上がり、十分に満足します。
ですが、あとの20%はプロが作ったものには及びません。
「同じ道具と方法で作っているはずなのに、この差は、何?」
直接お話を伺ってわかるのは
その20%の中に、クリエイターの方が大切にしている美学が詰まっていることが多く、
「神は細部に宿る」というのはこのことか!
という、ハッとする細やかなこだわり。
ごく一例ですが、
・1か所1ミリのズレが、全体の大きなゆがみに繋がり、やり直しの原因になる
・小さいパーツでも、デザインに不要なものは、手間をかけても取り除く
・見ることのない裏は省略することもできるけど、裏も表と同じく丁寧に
・グレー色は、グレーの絵具使わず、使っている色の補色を混ぜて作る
こういったことが
自分が体験した後に聞くと、
ドーーンッと心に響いてきます⚡
それには、手間がかかったり、
やったとしても上手くなるまでが難しい!
と感じることが多いからです。
それを教えてもらった後に改めて見てみると、
今まで気にもとめなかった部分を、見れるようになっています。
「それまでなかった視点が、自分の中に生まれる」
という体験ができます。
自分が実際に作る作業をしたことで、
その難しさが想像ができるようになり、
価値が理解できるようになっています。
自分の中の審美眼がグレードアップ⤴
した瞬間を感じることができます。
クリエイター美学を体験から学ぶと、
たとえ作ったことがない物を見た際にも、
「物を見る視点」というのは、応用が効きます。
インテリアは範囲が広く、品数が多く、何もかもを常に把握することはできません。
全てを細かく暗記することは、至難のワザです。
そうはいっても私は、
心が満足するような空間をつくるためには、
「これがいい!」と思えるものを、自ら選びとっていきたい。
そこで、自らの審美眼👀
審美眼を鍛え続けることで、
たとえ見たことがないインテリアアイテムに出会っても、
選び抜いていける!!
と信じています。
それゆえ
これからも魅力的なワークショップ体験に参加して、
審美眼を鍛える道は続きます(^^)/
PS:
ところで、私のSNSを見てくださっている方の中には
なんでかワークショップの写真が多くない?
と不思議に思われていた方、いらっしゃいますか。
(*´▽`*)ソノナゾハトケマシタ!
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