今回のテーマは、インテリアに関する2大職種である
1.インテリアコーディネーター
2.インテリアスタイリスト
についてのお話です。
両者は、一見似ていますが、違います。
どちらもインテリア空間をつくる専門家でしょ？
それはそうなのですが、いざインテリアの仕事に携わってみて
大きな違いがあることを知りました。
何が違うのか２つを調べてみたところ、
１つめ、インテリアコーディネーターの仕事は、
クライアントの要望を踏まえて、暮らしやすい空間のコーディネート提案する仕事。
商品の性能や行動動線を考えた、インテリア選びをします。
主に、住宅メーカーや家具メーカー、建築事務所などで活躍しています。
（ちなみに「コーディネート」の意味は、「調和をとること」）
２つめ、インテリアスタイリストの仕事は、
室内のデザインや、コーディネート、ディスプレイ、空間を装飾する仕事。
主に、テレビのスタジオセットや雑誌の撮影現場などで活躍しています。
（ちなみに「スタイリング」の意味は、「（デザインの）型・様式に整えること」）
ということです。
学問分野でみてみると、
インテリアコーディネーターは建築、住居系、
インテリアスタイリストはデザイン、美術系、ですね。
資格をみてみると、
インテリアコーディネーターはインテリア産業協会が認定する資格がありますが、
インテリアスタイリストには資格がありません。
（但し、スタイリストさんがコーディネーター資格を持っている場合は多いです。）
部屋づくりでの観点で見てみると、
インテリアコーディネーターは、住まい心地の観点、
インテリアスタイリストは、写真映えの観点。
では、
モデルルームや住宅展示場は？
どっちどっち？
そりゃーあ、住宅メーカーのインテリアコーディネーターの仕事でしょ！
と思いきや、、、
インテリアスタイリストの仕事内容なんです。
（展示場制作は、実情のところコーディネーターさんとスタイリストさんの半々くらいの割合のようです。）
このことを知っている人は、一体どのくらいいるのでしょう？
じつは、私自身、最初は同じだと思っていました。
というか、２つに分類されることに気づいていませんでした。
今からさかのぼること17年前の私は、
「インテリアコーディネーターになったら、
モデルルームみたいな、おしゃれなお部屋を作れるようになるんでしょ？」
という夢を見ていました。
そこから7年かけて、住宅メーカーのインテリアコーディネーターになりました。
（夢、やっと叶ったー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°）
モデルルームの家具やかわいい小物を飾れるようなスキルを
はやく身につけたいな～(*´▽｀*)
とワクワク、期待を胸に大きく膨らませていました。
しかし、しばらくしてから気づきました。
あれ？もしかして今の仕事をつづけていても
お部屋の飾り方のスキルは身につかないのでは・・・！？
と薄々の違和感を感じるようになっていたころ、知ったんです。
モデルルームは家の内装までは社内（ハウスメーカー）でつくり、
その後の装飾は、なんと外注しているではないですか！？
Σ(￣ロ￣lll) ｳｿﾃﾞｼｮ!!
私の夢、まだ半分しか叶ってなかったーー！！
ありえん、ビックリすぎる！
その後、私は飾るスキルを求めて、求めて、
追い求めて（←執念）
ディスプレイの世界に出会いました！
（ディスプレイはスタイリングを包括する、空間演出をする専門分野。）
長かったです。
ゴールだと信じていたところが、
道の途中だと知った時のショックは大きかったですが、
今思えば、笑えます(^^♪
というわけで、
今回は、インテリアコーディネーターとインテリアスタイリストは違う、
というお話でした。
口が滑って、封印していた私の紆余曲折話も話しちゃいましたー。
今となってようやく
その両方のスキルが活かせる、想い描いていたお仕事を始めることができて、
結果オーライです(^^♪
（とっても長い道のりでした～～）
実はこのテーマにしたのには理由があって、
今後、インテリアスタイリングのお話を少しずつしようと考えています。
スタイリングに興味がある人は多いのではないかと思いまして。
たとえば、インテリアコーディネーターさんとつくったお家に引っ越した後、
お部屋を映えるように整えたいと考えていらっしゃる方などに、
役立つ情報をお伝えしたいと考え中です♪
その前に、コーディネーターとスタイリストには違いがあるということを
前提として、知ってもらえたら嬉しいと思い
このテーマを投入いたしました (*´▽｀*)
それではまた～～♪
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