これまで、お部屋をディスプレイする際の
「飾るモノ」と
「飾る場所」について
話題にしてきましたが、
今回はーーーー(/・ω・)/
「余白」
というテーマです。
余白のもたらす効果を知っていると、
インテリア空間をつくるとき、
その効果を知ったうえで、
調整することができます。
飾るモノの大きさや量に迷ったときに、
指標とすることができます☝
余白という概念は、
デザイン関係のお仕事をされる方でないと、
ふだんはあまり意識しないことが多いのではないでしょうか。
ディスプレイにおいては、
モノを飾る時に
飾ってない部分のスペースを「余白」と考えます。
その余白のもたらす効果は
ずばーり(/・ω・)/
余白が多いディスプレイは、高級感を出す効果があり、
余白が少ないディスプレイは、カジュアル感を出す効果があります。
例えば、アパレルショップがイメージしやすいかと思いますが、
ハイブランドショップでは
棚1マスに商品1点だけをディスプレイしてあり、
スポット照明なんかも当てられていて、
余白がたーっぷり!
その効果は
おぉ、なんという高・級・感!
逆に、ファストファッションショップでは
余白はつくりません!
ハンドバッグでも帽子でも、
所せましと並べてあります。
そしてその効果は、
カジュアル価格帯に感じ
つい手にとってしまいたくなる、
お手・頃・感!
他にも
化粧品や食器、家具屋さんでも
同様だといえます。
どちらがいい、悪いというわけではありません。
お店側は、販売戦略で
そのようにディスプレイをされています。
それはわかったけど、その効果を
インテリア空間ではどう関係してくるのか?
どう役立つのか?が今回のお話でしたね。
そこでここで。
「どんなお部屋にしたいですか?」
という質問に対して、非常に多い2大回答が
・ホテルライク
(=インテリアでいうモダンstyleが多い)
・カフェ風
(=インテリアでいうナチュラルstyleが多い)
なのですが、
この2つは、余白のとり方が真逆なんですね。
ホテルライクは、余白をたっぷりとった空間です。
(リッチで優雅に羽根を伸ばすことができそう~°˖✧)
カフェ風は、余白は少なく、こちゃこちゃっと飾った空間です。
(かわいくて温かみを感じられて居心地がいい~°˖✧)
つまり
ゴールをどんな印象をもつお部屋にしたいか?
によって
余白のとり方を変えることになる、
というのが今回お伝えしたかったことです。
みなさんが目指したいお部屋のゴールのイメージは、
余白多め or 余白少なめ
どちらが近いでしょうか?
つくりたいゴールのイメージ写真を見ながら
じーーっと分析してみると、見えてきます~👀
ちなみに私は、
余白多め → 少なめ
に少しずつ好みが変わってきました( *´艸`)
高級感 → カジュアル感への好みの変化
がうかがえます♪
飾るモノの量と大きさにお悩みの方は、
いちど、得たい効果に合わせて
余白をどのくらいとろうか?という視点で、
飾る場所を眺めてみましょう~ヽ(^。^)ノ
飾るモノの大きさと量がおのずと
絞れてくると思います。
飾る時の1つの視点として
「余白の効果」が
ご参考になれば、嬉しいです(*´▽`*)
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