【第12話】余白の効果

これまで、お部屋をディスプレイする際の

「飾るモノ」と

「飾る場所」について

話題にしてきましたが、

 

今回はーーーー(/・ω・)/

「余白」

というテーマです。

 

余白のもたらす効果を知っていると、

 

インテリア空間をつくるとき、

その効果を知ったうえで、

調整することができます。

 

飾るモノの大きさや量に迷ったときに、

指標とすることができます☝

 

余白という概念は、

デザイン関係のお仕事をされる方でないと、

ふだんはあまり意識しないことが多いのではないでしょうか。

 

ディスプレイにおいては、

モノを飾る時に

飾ってない部分のスペースを「余白」と考えます。

 

その余白のもたらす効果

ずばーり(/・ω・)/

 

余白が多いディスプレイは、高級感を出す効果があり、

余白が少ないディスプレイは、カジュアル感を出す効果があります。

 

例えば、アパレルショップがイメージしやすいかと思いますが、

ハイブランドショップでは

棚1マスに商品1点だけをディスプレイしてあり、

スポット照明なんかも当てられていて、

余白がたーっぷり!

 

その効果は

おぉ、なんという高・級・感!

 

 

逆に、ファストファッションショップでは

余白はつくりません!

ハンドバッグでも帽子でも、

所せましと並べてあります。

 

そしてその効果は、

カジュアル価格帯に感じ

つい手にとってしまいたくなる、

お手・頃・感!

 

 

他にも

化粧品や食器、家具屋さんでも

同様だといえます。

 

どちらがいい、悪いというわけではありません。

お店側は、販売戦略で

そのようにディスプレイをされています。

 

 

それはわかったけど、その効果を

インテリア空間ではどう関係してくるのか?

どう役立つのか?が今回のお話でしたね。

 

そこでここで。

「どんなお部屋にしたいですか?」

という質問に対して、非常に多い2大回答が

 

・ホテルライク

(=インテリアでいうモダンstyleが多い)

・カフェ風

(=インテリアでいうナチュラルstyleが多い)

なのですが、

 

この2つは、余白のとり方が真逆なんですね。

 

ホテルライクは、余白をたっぷりとった空間です。

リッチで優雅に羽根を伸ばすことができそう~°˖✧)

 

カフェ風は、余白は少なく、こちゃこちゃっと飾った空間です。

 (かわいくて温かみを感じられて居心地がいい~°˖✧)

 

 

つまり

ゴールをどんな印象をもつお部屋にしたいか?

によって

余白のとり方を変えることになる、

というのが今回お伝えしたかったことです。

 

 

みなさんが目指したいお部屋のゴールのイメージは、

余白多め or 余白少なめ

どちらが近いでしょうか?

つくりたいゴールのイメージ写真を見ながら

じーーっと分析してみると、見えてきます~👀

 

ちなみに私は、

余白多め → 少なめ

に少しずつ好みが変わってきました( *´艸`)

高級感 → カジュアル感への好みの変化

がうかがえます♪

 

飾るモノの量と大きさにお悩みの方は、

いちど、得たい効果に合わせて

余白をどのくらいとろうか?という視点で、

飾る場所を眺めてみましょう~ヽ(^。^)ノ

飾るモノの大きさと量がおのずと

絞れてくると思います。

 

 

飾る時の1つの視点として

「余白の効果」が

ご参考になれば、嬉しいです(*´▽`*)