【第11話】インテリアとして植物を飾る2

花やグリーンをインテリアとして部屋に飾るシリーズ2回目は

 

生花造花ドライフラワーの使い分け、どうする?」

というお話です。

 

花といっても、上記のような3種類がありますね。

 

「お部屋に飾るには、どれが一番いいんだろう?」

 

これは私が

お花と触れ合う楽しみを知り始めたころ、

抱いた疑問です。

 

気になって、聞いたり調べたりしましたが

そのような観点で比較している人はあまりいないのか、

求める答えは見つからず、

「一番はないというのが答え」だと自己解釈しました。

 

自由に選んで、自由に飾っていい。

 

でも、私は自由すぎると余計に悩んでしまうタチで、

何かを選ぶときには、

根拠があったほうが選びやすいと思ってしまいます。

 

そこで、選ぶための根拠を

見つけたくなった私は、

自宅で実験してみることにしました。

今回は、その実験結果のお話となります^^

 

結果わかったことはーーーーー、

 

一長一短を理解し、適材適所に飾ること」

でした。

 

 

ここからは、それぞれの花について、

私が感じた一長一短、

それを活かしてどこに飾るのがよかったか、

インテリア的視点での3種類の花の使い分け方の一例をご紹介いたします。

 

 

まず、生花(セイカ)について。

(良かった=〇、検討必要=△です)

〇季節感を楽しめる

〇香りと質感を楽しめる

△飾る場所が限られる

△継続的なお世話が必要

△インテリアに調和する花選びは慣れが必要

 

季節感を感じる楽しみがあるというのはいうまでもなく、

生花は、生きているからこその

フレッシュなみずみずしさが魅力的です°˖✧

いい香り、花びらのしっとりした質感!

フワ~ッと香る、幸せに包まれるあの感じが

たまりません(*´▽`*)

 

この生花のよさを活かして、

お部屋にとりいれるにはどこに飾るのがよかったか?

 

ダイニングテーブルやサイドボードの上

 

に飾るのが良かったです。

 

これには、私がふだんからとりいれている考え方が関わってきます。

「目線の距離が近く、手に触れやすい場所には本物を置くのがいい」

という考え方です。

インテリアもお花も

見たり、触ったり、香りを嗅いだり、五感が感じられる近い距離に、

本当にいい物を置くと、心の充足感が高まるからです。

 

気を付ける点は、

切り花の場合、毎日のお世話が必要なこと。

怠るとすぐに水が濁ってバクテリアが発生し、

花は枯れ、虫が湧きます。

 

そんな理由から、私は

忙しいときでもどんな時でも

無理なくお世話ができる量とペース、

1~2か所、月1~2回で飾るのがちょうどいいと感じています。

 

 

つづいては、造花(アーティフィシャルフラワー)について。

〇大胆な飾り方ができる

〇インテリアと調和しやすい色の花がある

〇お世話が不要

△モノによっては人工物っぽさを感じる

△購入できる店が少ない

 

 昨今、おしゃれ~な商業施設を作り上げているディスプレイでは

造花が大活躍中です。

カフェ、モデルルーム、アパレルショップ、リラクゼーションサロンなどの

壁や天井を見上げると、ほぼほぼ造花ですね!

お店に入った瞬間に、いやされる~ (*´▽`*)~~~

 

造花の良い点は、

形のアレンジが自由自在で、

インテリアカラーで人気のグレージュ色の花もあり、

枯れないところです。

 

弱点は、

クォリティーがずいぶん良くなっているとはいえ、

モノによっては近くで見ると

人工物っぽさが隠せない商品がある点です。

 

それでは、どこに飾るのがよいと感じたか?

 

カンのいい人は、きっともうお気づきかもしれませんが、

目線の距離が遠い場所で力を発揮するの

造花°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

目線より遠い・高い位置、

天井や壁からグリーンを吊ったり、

手の届かない棚の上のほうに、大ぶりサイズのアイキャッチフラワー。

それから、お世話し忘れがちな玄関。(←私は水道から遠いとつい忘れてしまうから。)

 

私は、お水やりや

水や土がこぼれる心配がないメリットを活かし、

ダイニングテーブル上にハンギンググリーン、

床置きで大きいサイズの投げ入れ花、

水道から離れた場所にある、トイレや玄関に飾っています。

 

このように整理してみると、

造花と生花は長所と短所が真逆で

使い分けをしやすい、

ということに気づきました^^

 

 

最後になりましたが、ドライフラワーについて。

 

〇初心者でもインテリアに合わせやすい

〇生花と造花のいいとこどり

✖もろい

✖湿度に弱い

 

ここ数年、人気のインテリアスタイルである

ヴィンテージスタイル、韓国インテリアには

マストアイテムのドライフラワー。

男前のインテリアにも、女性的なインテリアにも

ナチュラル系にも、モダン系にも

合わせやすい°˖✧

初心者でも、花の合わせ方が3つの中で一番むずかしくないです。

 

そのほか、ドライフラワーの良い点は、

生花と造花のいいとこどりです。

様々な場所に飾れました。

 

ですが、気にすべき弱点が2つ、

もろく繊細、湿度大敵なところにご注意です。

軽く触って葉が落ちたり、

パンパスグラスのように、風でパラパラ飛んでしまうことがあります。

湿度が高いと、カビが生えることもあります。

 

さて、どこに飾るのがよかったのか?

 

湿度の高い場所を避ける、エアコンの風など直撃を避ければ、

どこでも!

 

生花と造花のいいとこどりをしているので、

近距離、遠距離どちらもOK。

ただし、湿度が高くなりやすい洗面所やトイレは要検討。

 

 

いかがでしたでしょうか。

生花、造花、ドライフラワー、それぞれの花には一長一短ありました。

頭ではなんとなくわかっていても、試してみたことで実感がこもっています( *´艸`)

 

お部屋をおしゃれアップさせるアイテムとしてお花を選ぶ際、

迷われたときなど、ちょっとした参考になれば嬉しく思います(^^♪ 

お読みいただき、ありがとうございました。