【第5話】ディスプレイにお題をつける

前回にひきつづき、ディスプレイのプランニングのコツのお話です。

 

お気に入りのひと品を決めたら、次は 

そのディスプレイコーナーに

「お題をつける」

のがおすすめです。

 

その理由は2つあります。

 

1.ディスプレイに意味やストーリーが隠れていると、

面白みを感じ、惹きつけられ、ワクワク空間になるから。

 

2.意味やストーリーがあると、世界観がまとまりやすく、

関係ないモノを選ばなくなり、自然と統一感ある空間になるから。

 

 見る人に伝わりやすい空間は、

つくる人にとっても、選ぶモノを絞れるので、余計なところで迷わなくなります。

 

飾るモノひとつひとつ、意味があるモノを選ぶことができるので、

仲間外れな物があると

「ん?」という違和感を感じます。

 

たとえ色のトーンが合っていたとしても、

「ん?なんでここに、このような品が混ざっているの?」

という違和感を感じると、

テキトウに選んだ感が出てしまって、

ワクワク感や統一感から離れてしまいます。 

 

例えば、今回の写真のディスプレイコーナーのお題は、

「梅雨を爽やかに!海コーデ」

とします。

 

お題のセンスがないよっ "(-""-)"

 

と聞こえてきたような気がしますが、

かっこいいネーミングをつけるプロではないので、広い心でご容赦くださいませ!

 

今回のキーワードは、

「梅雨」、「爽やか」、「海」

ですね。

 

「梅雨」の季節感を表現するのが、アジサイの花です。

「爽やか」を表現するために、爽やかな色のライトグリーンと、ガラス素材の入れ物を選びました。

「海」を表現するのは、ポストカードのイラスト&写真、そして貝殻小物です。

 

お題に忠実に選ぶと、

まとまりのあるディスプレイが、簡単にできますね。

しかも、身近にある小物で、気軽にできますね。

 

このような感じで

ディスプレイのプランニングやモノ選びに困ったら、

作りたいディスプレイコーナーに

 

「お題」をつけてみてください♪

発表しなくてもいいですので、こっそり心の中でつけてみてください♪

 

また、

街中で「素敵だな~」と惹きつけられるディスプレイに出会ったら、

「お題は何だろう?」と考えてみるのもいいですよね♪

 

素敵だな~というディスプレイ空間では、

「お題」がわかりやすいことが多いです。

それが見る人に伝わって、心が動かされているわけですね( *´艸`)

 

「お題をつける」プランニング方法、

ご参考になれば、嬉しいです。