前回にひきつづき、ディスプレイのプランニングのコツのお話です。
お気に入りのひと品を決めたら、次は
そのディスプレイコーナーに
「お題をつける」
のがおすすめです。
その理由は2つあります。
1.ディスプレイに意味やストーリーが隠れていると、
面白みを感じ、惹きつけられ、ワクワク空間になるから。
2.意味やストーリーがあると、世界観がまとまりやすく、
関係ないモノを選ばなくなり、自然と統一感ある空間になるから。
見る人に伝わりやすい空間は、
つくる人にとっても、選ぶモノを絞れるので、余計なところで迷わなくなります。
飾るモノひとつひとつ、意味があるモノを選ぶことができるので、
仲間外れな物があると
「ん?」という違和感を感じます。
たとえ色のトーンが合っていたとしても、
「ん?なんでここに、このような品が混ざっているの?」
という違和感を感じると、
テキトウに選んだ感が出てしまって、
ワクワク感や統一感から離れてしまいます。
例えば、今回の写真のディスプレイコーナーのお題は、
「梅雨を爽やかに!海コーデ」
とします。
お題のセンスがないよっ "(-""-)"
と聞こえてきたような気がしますが、
かっこいいネーミングをつけるプロではないので、広い心でご容赦くださいませ!
今回のキーワードは、
「梅雨」、「爽やか」、「海」
ですね。
「梅雨」の季節感を表現するのが、アジサイの花です。
「爽やか」を表現するために、爽やかな色のライトグリーンと、ガラス素材の入れ物を選びました。
「海」を表現するのは、ポストカードのイラスト&写真、そして貝殻小物です。
お題に忠実に選ぶと、
まとまりのあるディスプレイが、簡単にできますね。
しかも、身近にある小物で、気軽にできますね。
このような感じで
ディスプレイのプランニングやモノ選びに困ったら、
作りたいディスプレイコーナーに
「お題」をつけてみてください♪
発表しなくてもいいですので、こっそり心の中でつけてみてください♪
また、
街中で「素敵だな~」と惹きつけられるディスプレイに出会ったら、
「お題は何だろう?」と考えてみるのもいいですよね♪
素敵だな~というディスプレイ空間では、
「お題」がわかりやすいことが多いです。
それが見る人に伝わって、心が動かされているわけですね( *´艸`)
「お題をつける」プランニング方法、
ご参考になれば、嬉しいです。
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